類まれな音楽センスで、ジャズ、フォーク、ロック、ヒップホップなど、ジャンルを超えた作品を送り出し、チック・コリア、ポール・サイモン、エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー等、音楽史に名を刻む多くのミュージシャンとの共演でも注目を集めてきた“ドラムスの神様”スティーヴ・ガッド。
80歳を迎えた今も第一線で活躍するガッドが現在最も力を注ぐ、ミカエル・ブリチャー、ダン・ヘマーとの「BHGプロジェクト」で沼津に。
円熟した表現力とテクニック、3人が生み出す濃密なグルーヴ感を会場で。
【出演】
ドラムス:スティーヴ・ガッド
サックス:ミカエル・ブリチャー
ハモンドオルガン:ダン・ヘマー
NEW スティーヴ・ガッドから、BHGプロジェクト10周年記念アルバムについてのメッセージ!(7/15更新)
Michael Blicher YouTubeチャンネルより演奏動画を紹介!
+ Michael Blicher and Steve Gadd interview
BHGプロジェクト
【スティーヴ・ガッド(ドラムス)】
世界で最も多忙なミュージシャンの一人。コンテンポラリー・ジャズの世界で最も影響力のあるドラマーであり、異なる音楽ジャンルを股にかけて活躍する稀有な存在でもある。マンハッタン音楽院、イーストマン音楽院で学ぶ。チャック・マンジョーネのバンドで頭角を現し、1971年にニューヨークでスタジオ・ミュージシャンとして本格的な活動をはじめ、瞬く間に多くの著名ミュージシャンの目にとまる存在となりカーリー・サイモン、フィービ・スノウ、アレサ・フランクリン、フランク・シナトラらとの共演を重ね、スタッフのメンバーとして一躍その名を轟かせた。自らのバンド「ガッド・ギャング」での活動の後、ポール・サイモンのグラミー賞受賞アルバム「グレースランド」に参加、アフリカのリズム隊と共にワールドツアーに参加した。その後も、エリック・クラプトン、ジェームス・テイラーらのラヴ・コールに応えて彼らのツアーに参加する傍ら、いまは亡きチック・コリア、デヴィッド・サンボーンらとの共演、現在も第一線で活躍するボブ・ジェームス、マーカス・ミラーらとの共演も多く、ナンバー・ワン・ドラマーの地位を不動のものとしている。2005年にはバークリー音楽院から、2017年にはイーストマン音楽院から長年の功績を称え名誉博士号を授与されている。今年で80歳を迎える。
【ミカエル・ブリチャー(サックス)】
1975年、デンマーク生まれ。2000年代にミュージシャンとしての活動を活発化、デンマークのグラミー賞の3部門にノミネートされるほどになった。2010年代には KutiMangoes との活動、そして、BHGの活動が本格化、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南米など各地で年間120を超えるライヴをこなす程になった。デンマークのグラミー賞の常連でもあり、2017年には,「年間最優秀ジャズ・アルバム賞」、「年間最優秀クロスオーバー・アルバム賞」を受賞している。
【ダン・へマー(ハモンドオルガン)】
人々は彼を「正真正銘のハモンドの申し子」と呼ぶ。彼のパーソナリティとハモンドの音がこのトリオを束ねている。ハモンドの音が大好きなスティーヴ・ガッドだが、とりわけ、ダンの音が大のお気に入りである。デンマークを拠点に活動する彼だが、30年以上に渡るキャリアを通じて、最も共演を熱望されるミュージシャンであり続けている。ロベン・フォードをはじめとする多くのミュージシャンとツアー、レコーディングを重ねて来ている。