NEWS

スペシャルインタビュー fox capture plan(カワイヒデヒロ) × bohemianvoodoo(木村イオリ)

グランシップ ジャズ・ロックライヴ fox capture plan × bohemianvoodoo
スペシャルインタビュー


ライヴは生もの。その日、その瞬間でしか聴けないものがある。
fox capture plan カワイヒデヒロ(ベース)

都内でも見れない、特別なツーマンだと思う。
bohemianvoodoo 木村イオリ(ピアノ)

ジャズのエッセンスを匂わせながらも、ロックを中心にあらゆる音楽を融合したジャズ・ロック。
その代名詞ともいえるfox capture plan(以下fox)とbohemianvoodoo(以下bohe)。
3月のライヴを前に両バンドのインサイドに迫りました。


 グランシップでの5年前のライヴを思い出し、「ノリが良かった!」と話してくれたカワイさん。初めましての木村さんに静岡の印象を聞くと、「静岡おでん」と回答。ハッとしたカワイさんが、「『さわやか(※)』にめちゃくちゃ行きます!」。グルメネタで会話も温まったところで、バンドのお話へ展開!
(※炭焼きハンバーグさわやか)

―まずは、それぞれのバンド結成について教えてください。
木村 じゃあ、boheから。ギターのbashiryと私で「何かやろうか」って話になって、知人のミュージシャンを集めてライヴをしたのが始まりです。私もbashiryもジャズをやってはいましたが、バンドでやったことはなくて、ジャズ系のバンドにしたい思いはありました。結成は2008年です。

―ということは来年15周年。アニバーサリー企画などありますか?
木村 はい。第一弾として、年明けの1月7日にビルボードライブ横浜で、結成15周年ニューイヤーライヴをやります。アルバムも作りたいですね。

カワイ foxは、僕とピアノの岸本との「人と違うことをやりたい」という話から始まって、「いいドラマーが見つかったらバンドをやろう」ということで、2、3年後に井上と出会い、スタジオで合わせるところから始まりました。ジャズのスタンダードで合わせたら全然面白くなくて、オリジナル曲にしたらしっくりきて。「ワンマンライヴ、いきなりやっちゃおうぜ!」って結成した感じです。

―バンド名も個性的ですね?
木村 bohemianは「自由奔放」。voodooは、ライヴを儀式に例えてbohemianvoodooで、自由にみんなで火を囲んで楽しもうというイメージ。ボヘミアン調の曲をやりたいなどの深い意味はないから、「バンド名のわりに爽やかな曲だね」って言われます。

カワイ バンド名を考えている時に、岸本がテレビで、未解決事件簿のグリコ・森永事件を見て「キツネ目の男…キツネ…」という発想で。キツネは神秘的な存在でもあるから、「未知の音楽を捕まえる計画」として、foxcapture plan。

―音楽性でのこだわりは?例えば、boheの曲はメロディアスで心模様を描くような音遣いが印象的でしたが。
木村 おっしゃるとおりで。メロディーに対してエモーショナルなコード進行を当てるという作業は、無意識にやっているかもしれないです。それが自然とバンドのスタイルにつながっているかもしれませんね。

―インストだから歌詞がないけど歌詞が見える、ストーリー性も感じるような…。メロディーの力なのかなと思いました。foxはどうですか?
カワイ 初期の頃は、特にリフ(※)推しの曲が多かったですね。ミニマルなフレーズを次々に重ねたり、抜き差ししたり。
※riff(リフ)。主に短くて簡単な作りのフレーズを繰り返す演奏法

―確かに、リフが特徴的です。
カワイ 最近は、初期のリフをブラッシュアップした“fox節”を狙って入れている感じ。例えば、歌えるリフとか。そのほうが印象に残るかなと思って。

―その特徴を踏まえた上で、バンドらしさを感じる曲は?
カワイ boheは『Adria Blue』じゃない?
木村 そうですね。YouTubeのミュージックビデオの再生回数も伸びてるし。この曲は、リズムも含めて異国風な感じがboheらしいなって気がします。もともとbashiryが、『オリーブの木』って仮タイトルで持ってきて…
カワイ だせえ(笑)
木村 それはないでしょ!(笑)結局、アドリア海の青のイメージをタイトルにしました。

―静岡のライヴでやりますか?
木村 やります!ライヴでは必ずやる曲なので。
カワイ MCで仮タイトルのこと、いじっちゃうかも。

―いろんな意味で楽しみです! foxの、“らしい曲”は?
カワイ 『疾走する閃光』かな。6年ほど前の曲ですけど再生回数がいまだに伸びていて。当時、四つ打ちダンスロックが流行っていて、「しっくりきたから作ってみた」と岸本が言っていました。リフがメロディーのサビのようになっていて、転調しながら展開していく。ビートの疾走感と相まった独特なノリの曲です。

―同じレーベルで音楽ジャンルも近いですが、互いの活動が刺激になったりしますか?
カワイ 曲は気になりますよね。実際、いい曲を書くなって思いますし、自分にはないエッセンスだと思うので、そういう意味ですごく刺激になります。

木村 レーベル内の他のバンドってあまり意識しないですけど、foxのMVは見たり、ライヴに遊びに行ったりします。

―MVといえば、ネットにたくさんアップされていますが、ライヴとでは演奏も変わりますか?
木村 変わります。
カワイ ライヴは生もの。その日、その瞬間でしか聴けないものがあるんですよね。だからこそ「お見逃しなく」です。
木村 同感ですね。ライヴを重ねることで、録音した時よりも曲の解釈がさらに深まりますから、CDではこういう演奏だったけど、こう進化しているんだ…、みたいな新しい発見もあるはずなので、楽しんでいただけると思います。

―来年3月のツーマンライヴが楽しみですね!
カワイ グランシップは5年ぶりなので、当時来てくれた方がまた来てくれるかな?って期待感もあるし、初めての方にも会えたら嬉しいです。音楽はストイックな感じですけど、メンバーのキャラクターはすごい緩いので、その辺のギャップも楽しみにしつつ、気軽に来てほしいですね。

木村 foxとのライヴは久々だし、こんなに大きなホールで、都内でも見れない特別なツーマンだと思います。地元の方はもちろん、近隣都県の方もこの機会を逃すことなく集まってほしいですね。

―最後に、冊子の愛読者の方にメッセージをお願いします。
木村 boheのライヴは、10代~70、80代まで、年齢も性別も問わずいろんな方に来ていただいていて、どなたでも楽しめる雰囲気だと思います。気軽に、普段着でいいので、ぜひいらしてください。
カワイ 日頃、インスト音楽に触れる機会は少ないと思うので、これを機に、楽器だけの音楽ってどんな感じだろう?って、聴いてみてほしいですね。歌詞がない分、聴いたままの世界観がそこにあって、聴いた人の感じ方で自由に解釈してもらえる。身構えず、音楽を純粋に楽しむ感覚で足を運んでもらいたいなって思います。

普段から仲が良いというお二人。午後6時からの取材ということで、終わってから飲みに行くような気配も…。時々お酒を想像しながら!?楽しいお話を聞かせてくれました。
3月は、静岡のおいしい食べ物やお酒もぜひ。


\詳しくは、イベントページへ!/
グランシップ ジャズ・ロックライヴ fox capture plan × bohemianvoodoo
3/4(土) 17:00~ 大ホール・海
一般3,500円 こども・学生1,000円 



fox capture plan
カワイヒデヒロ(ベース)、井上司(ドラムス)、岸本亮(ピアノ)
“現代版ジャズ・ロック”をコンセプトに情熱的かつクールで新感覚なピアノ・トリオを目指し、個性の異なるバンドで活動する3人が集結。FUJI ROCK FESTIVALやSUMMER SONICなどに出演。

bohemianvoodoo
Nassy(ベース)、木村イオリ(ピアノ)、bashiry(ギター)、山本拓矢(ドラムス)
印象的でエモーショナルなメロディーと爽快なドライブ感。楽曲から様々な景色がイメージされる、4人編成のインストバンド。BLUE NOTE TOKYO、TOKYO JAZZ FESTIVALなどに出演。


 このページは、グランシップマガジンvol.32(12/15発行号)スペシャルインタビューより掲載しました

 

読者アンケートプレゼント

bohemianvoodoo/fox capture plan
メンバーサイン入りCD "color&monochrome"

『GRANSHIP』vol.32のアンケートにお答えいただいた方の中から抽選で、3/4(土)「グランシップ ジャズ・ロック ライヴ fox capture plan×bohemianvoodoo」に登場する両バンドメンバーサイン入りCDを5名様にプレゼントいたします。

応募フォームに必要事項、アンケートのお答えをご記入の上、送信してください。
fox capture plan/bohemianvoodooメンバーサイン入りCD プレゼント応募フォーム

締め切りは2023年3月5日です。

 

ページの先頭へ