2021年10月、反田恭平とともに第18回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位、最優秀ソナタ賞を受賞のピアニスト、アレクサンダー・ガジェヴのピアノ・リサイタル。
2015年には第9回浜松国際ピアノコンクールで優勝、聴衆賞も受賞。
A.ガジェヴの生まれ故郷・ゴリツィア(イタリア)はスロベニアとの国境に近い中央ヨーロッパの街で、多様な人々・文化・言語がごく自然に交差。
彼は幼少期からここで様々な音楽様式や音楽言語を吸収し、自身の嗜好に合わせて変化させていく能力や感性を自分のものとしてきました。
その豊かな経験や人間性から生みだされる音楽に是非ご期待ください。
曲目/J.S.バッハ:フランス組曲第4番 変ホ長調BWV815
ショパン:ノクターン Op.15-1&2
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 ほか
アレクサンダー・ガジェヴ Alexander Gadjiev (ピアノ)
2021年10月、第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位及びクリスチャン・ツィメルマン賞(ソナタ最優秀演奏賞)を受賞。
2021年7月シドニー国際ピアノ・コンクールで優勝。
2018年 モンテカルロのワールド・ピアノ・マスターズで優勝。
2015年 第9回浜松国際ピアノ・コンクールで優勝および聴衆賞を受賞。
ゴリツィア(イタリア)でピアノ教師である両親のもとに生まれる。9歳でオーケストラと初共演、10歳で初リサイタルを開いた。17歳で優等な成績をおさめ学位を取得したことで、イタリアの教育機関で最高評価を得た若手音楽家だけが競うコンクール「プレミオ・ヴェネツィア」(2013年)への出場を許され、覇者となった。その後2015年から現在まで出場するコンクールでは、ほぼすべて優勝している。2019年には BBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれた。
これまでルイージ指揮/RAI国立響、ゲルギエフ指揮/マリインスキー劇場管、ボレイコ指揮/ワルシャワ・フィルをはじめ、指揮者ではテミルカーノフ、ヴィト、井上道義、高関健、山田和樹らと共演している。今後はハレ管、ミラノ・ヴェルディ響などと共演を予定。
音楽祭への参加も多く、ヴェルビエ音楽祭やオールドバラ音楽祭などに参加している。