白鳥 央堂/詩人

次代を創る顔 NewComer 次代を担う、若手のアーティストをご紹介していきます。

詩人

第46回

白鳥 央堂(しらとり ひさたか)さん

同時代のインディーズ音楽に刺激を受けて
自分もまたインデペンデントな発信を。

バンドの曲作りで言葉を意識した中学時代。寺山修司の詩や俳句を「かっこいい」と感じた高校時代。
ロックに憧れた少年は、やがて詩作にのめり込む。

詩作において大事なことは、詩作をしない時間。
「湧きあがった言葉から、やがて意味が全く消えてなくなった時に初めて言葉は素材になるんです」

昨年、初受賞。第一詩集が待たれるが、大学卒業から一年、社会に出れば、伝えあう手段として言葉はあり、「日々詩的なものが失われていくのがわかる」と彼。それでもインディーズ音楽の発信のあり方に刺激を受けながら、「自分もまずはインデペンデントなかたちで詩をとどけたい」と語る。
詩人然とした名は本名。しかし、初受賞も、彼が詩を書いていることも、彼の家族はまだ知らない。

プロフィール

中学2年の時、友人と組んだロックバンドでの曲作りがきっかけで言葉の世界に目を向けるようになる。高校時代、国語の授業で寺山修司の詩と俳句にふれ、詩作を始め、詩のコミュニケーションサイト「現代詩フォーラム」に投稿。武蔵野大学文学部日本語・日本文学科在学中より同人誌「kader0d」に参加し、作品を発表。昨年、第47回現代詩手帖賞受賞。今、最も注目の若手詩人。1987年静岡県静岡市生まれ。